アジャイルサムライ読書会の参加レポート #2
アジャイルサムライ読書会(渋谷道場) #2 に参加してきました
#agilesamurai
仕事を通して感じてきた課題の対策として「TDD」や「CI」などのキーワードを追う中で「アジャイル」というキーワードに出会ったのですが、どれにも「良い仕事がしたいから考えたんだ」という先人の想いを感じる今日この頃です
「アジャイルサムライ」という書籍を通してみんなで「アジャイルな開発」について理解を深めようと言う読書会の第2回目です
- 作者: Jonathan Rasmusson,西村直人,角谷信太郎,近藤修平,角掛拓未
- 出版社/メーカー: オーム社
- 発売日: 2011/07/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 42人 クリック: 1,991回
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はじめに
オープニングトークで @HIROCAST さんからアジャイルとWikiの相関性についてのお話がありました
2つの間の共通点、情報の共有が大事というのは勿論ですが、自己組織化されている事が望ましいということも
Wikiの運用が上手にできるチームはアジャイルなチーム運用も好回転するのではないか?
この読書会のサポートページもWikiなので、みんなで自発的に、より情報価値の高い見やすい共用ドキュメントにして行こう!
というお話でした。
収穫
4〜5章はチームが認識を共有する為の工夫とおおまかな実現計画を合意をしていく事についての印象です
※6章は時間の都合で第3回に繰り越しとなりました
- エレベーターピッチ (テンプレートは P.57参照)
- 価値を測るという視点 (アジャイルなチームの中心的な思想)
- 今それを考える(時間を掛ける)事が価値があると評価できない物は「後で決める」と決める
- 判断を先送りするのが好ましい場面もあり、今考える(取り組む)事に価値がある事を今考え(進め)て行く
- やること・やらないことの振り分けも、顧客(チーム)にとっての価値で測って合意する
- リスクを洗い出してそれらについて考える時等も、考察する価値のない(考えてもしかたのない)事項については考えない
- 顧客(チーム)にとって価値のある事からどんどんやって行けば、例え初期の予測とずれたとしても失う価値は少ない
- ハッキリさせる事が大事
- 曖昧にしないでハッキリさせる
- プロジェクトの価値が何処にあるのかの設定が曖昧だと良い選択ができない
- 複数の案のどちらかとその時点で判断できない、等の例は「この時点では判断(できないので)しない事項」とハッキリさせる
- 上記の様な場合は両方進めてみて新たな判断材料で焦点が絞れてきたら決定する、という感じと認識
感想
2回目という事もあり、既にいいムードも形成されてきています
(サポートWikiに @toshi_k さんが撮った集合写真がUPされてますね)
自己組織化という側面でも司会進行を参加者がやり始めたり、議論と並行してサポートWikiにリアルタイムで追記していく人がいたりと進化をしている様子です
自分は質問ばかりさせて頂いてるのですが、みなさん積極的に答えてくださり嬉しく思います。
もっと核心を突いた問題提起ができたらモアベターなのかとは思いますが、引き続きよろしくお願いします!
今回の懇親会も有意義な時間でした、楽しくて、振り返るとよく喋っていたなあと思います。
お付き合い頂き有り難うございました!
会場提供のNIJIBOXさん、運営のみなさん、有り難うございました。